ベルガモット精油(エッセンシャルオイル)の解説

  • 英名:Bergamot
  • 学名:Citrus bergamia
  • 科名:ミカン科
  • 産地:イタリア、モロッコ、チュニジア、ギニアなど
  • 抽出部位:果皮
  • ノート:トップノート (立ち上がりの早い香り)
  • おもな成分:酢酸リナリル、リモネン、リナロールなど
  • 抽出方法:圧搾法

ベルガモット

イタリアの小都市ベルガモでこのオイルが発売されたことからこの名前がつきました。

ベルガモットは、すがすがしい、温かみがある香りで誰からも愛される香りで、
気分が落ち込んでいるときに、元気を与えてくれます。

また、その一方で心をゆったりと落ち着けてくれる働きもあります。

ベルガモットは紅茶のアールグレイの香りづけに使われることで有名ですが、
オーデコロンの原料としても広く利用されています。

ベルガモットは強い光毒性があるのですが、
光毒性成分のフロクマリンを除去したベルガモットFCF(フロクマリンフリー) という精油(エッセンシャルオイル)もあります。

外出前にベルガモットをお肌に対して使いたいときは、ベルガモットFCF(フロクマリンフリー) を使うとよいです。




⇒心に対する働き
  • 落ち込んでいるときなどに気分を明るくさせる働きがあり、不安や、うつ、ストレスをやわらげます
  • 心を落ち着ける作用もあるので不眠に役立ちます。

⇒体に対する働き
  • ストレスが原因の食欲不振や消化不良などの症状を改善し、消化器系の機能を調整します。
  • 殺菌、消毒作用があるので感染症や炎症に役立ちます。

⇒肌に対する働き
  • 皮脂のバランスをとる働きがあり、油脂肌やにきびや吹き出物の手入れに効果があります。

⇒使い方の例
  • 落ち込んでいるとき、また、食欲のないときに芳香浴やアロマバスを。
  • 不安や孤独感、抑うつをともなう不眠にはアロマバスや寝室に香らせるとよいです。 特に子どもの場合はラベンダーよりも効果的な場合もあります。
  • 部屋の空気の浄化や虫よけにもいいです。

⇒注意事項
  • フクロマリンという成分を含んでいて、精油の中で最も強い光毒性があるので、 使用後に日光にあたらないように気をつけてください。
  • 酸化が早いので、開封後、半年以内を目安に使い切ったほうがよいです。

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